弐神(フタツガミ)は、
「最高峰の技術」と「街並み景観保持」の
両面を考えて作られました。
街を大事におもう地元の方々にも、世界から来られる方々にも、酒蔵や古民家などの街並みや田園風景は大切な景観です。そんな町並みの景観を守っていくために生まれたこの瓦は、屋根を葺き替えたその瞬間からも風情があります。その上、長年使っていただけるように、耐久性を最大限まで向上させるために、度重なる研究開発を行った上で誕生しました。
弐神(フタツガミ)は、デザインと機能の両面から考え抜かれた瓦です。

瓦は、なぜ劣化するのか?

瓦の劣化の主な原因は、「凍害」による劣化です。
瓦に染み込んだ水分が凍結・膨張する事により、小さなヒビを作り、瓦を劣化させていきます。
また、ヒビが出来ることで、さらに水分が染み込みやすくなるという負の連鎖も起きます。
水分の吸収量を抑えることが、瓦の耐久性に直接影響します。

凍害のメカニズム

弐神が凍害に強い理由。

大事な基材の密度が高い

弐神は、「世界で一番高い温度」で焼成される「世界で一番密度が高い」瓦です。
そのため、他の瓦より圧倒的に耐久性が高い基材です。

密度が高い石州瓦をさらにコーティング(燻す)

そんな高密度の瓦を、更に炭素で被膜する(燻す)ことで、より一層水分を吸収しにくくさせています。